手術入院〜2日目〜。
昨日のベッド落下をものともせず朝から元気な娘は足のモニターを外して貰い、早速元気にプレイルーム(キッズルーム)に走って遊びに行きました。
娘のご飯はお部屋に運ばれてきたものを食べさせますが、親は病棟で飲食は出来ないので、食べる時は病棟を出なくてはいけないので当然交代制になります。
幸い主人がこの手術入院のために3週間仕事の休みを取れたので朝は主人と交代。
お昼ご飯、夜ご飯はどちらかのじーじばーばが来てくれて交代するような流れになっています。
施設内のマクドナルドハウスに泊まった主人が(個室とはいえ付き添いで部屋に泊まれるのは1人なので初日は私が娘と一緒に病室に泊まりました)
朝やって来て、娘は大喜び。
プレイルームのソファーをぴょんぴょん主人と手を繋ぎながら歩いていたらなんと
再び床へ落下してしまいました!!
娘は大泣き。主人は「脳天から落ちた!」と大慌て!
大泣きする娘は部屋に戻され
再び沢山の看護師さんやお医者さんがやってきて診察されます。
流石に2日連続頭を打ったことにより
心臓と足の両方にモニターをつけられ動きを制限されてしまいます。
「万が一脳が内出血などしていたら危なくて手術は出来ない、延期になる」
「次に落ちたら脳のCTを撮る」と言われます。
完全に親の不注意で動きが制限されてしまい、鎖で繋がれた犬のように少ししか歩くことが出来なくなり、娘はプレイルームに行きたいと「あっちあっち」と大泣きします。
ただでさえ病棟から出してあげられない可哀想な毎日なのに、走り回るのが大好きな娘なのに、風邪引いてないのに再びこんな辛い思いをさせてしまって自分達をどれだけ責めても責め足りません。
入院したらもう安心、ではなく
手術室に送り出すまでが親の仕事で
より神経質に目を離さず注意してあげなくてはいけませんでした。
可哀想な娘のために主人がお部屋の中にプレイルームを作りました。
個室なのでこの点は本当に良かったです。
全て買っておいて出してないオモチャだったので娘は大喜び。しばらくはこの室内プレイルームで遊んでくれました。
そして夕方、お医者様が部屋にやってきて
何故動きに制限をかけたのかを説明してくださりました。
心臓の手術を控えた状態で怪我をすることがどれだけ危険なのか、そしてこれ以上手術日が伸びることが娘の心臓に良くないこと
少し考えれば当然のことなのに
どこかこの入院に気持ちが後ろ向きで
手術に対する意識が足りなかったと心から反省しました。
二度とこのようなことのないように約束をした上で、日中の頭がはっきりしてる時間なら外(プレイルーム)に出ていいと、繋がれていたモニターを外してくださりました。
嬉しくて泣きそうになりました。
この日は主人が娘の病室に泊まり、
私がマクドナルドハウスに止まりました。
広いツインベッドのお部屋。
夜中、電子音や赤ちゃんの泣き声や看護師さんのバタバタする音の聞こえないお部屋。
部屋についているシャワーを浴び
柔らかいベッドに寝転がり
贅沢すぎる空間に罪悪感を感じて
妙に落ち着かない。
いよいよ手術まであと2日です。