再 カテーテル検査入院。
前回、入院中に風邪が悪化しカテーテル当日の午前中に強制退院となり、そこから2週間。
逆流の進行は気が気でありませんでしたが、
今回は完璧に風邪を治し、万全の状態で入院することが出来ました。
前回は風邪でキッズスペースに行けなかったことや、大部屋で同室の赤ちゃんの夜泣きや、自分自身の咳なども気を遣い、一睡も出来なかったことから今回は個室を取りました。
個室は子ども医療費手当では返って来ません。
1泊1万6千円。高額なのでお財布はとても痛いです。
だけど今は娘の手術を無事終えること、娘に可哀想な入院生活を少しでも心穏やかに過ごして欲しい。そのためになるべく家と同じような状態を作ってあげたく、またつきっきりとなる私達両親も寝不足で倒れてしまわないために、それを考えたら仕方のない出費だと割り切ることにしました。
今、娘の命と健康以上に価値があるものはありません。
入院自体は二度目なのでスムーズに。
前回の入院時に心エコーまでの検査も終わってるので、今回はカテーテル検査の前日の午後入院でした。
採血以外はほぼすることはなく、今回は風邪も治っていたので豪華なキッズスペースで娘は大はしゃぎで遊んでいました。
カーテーテル検査の当日。
全身麻酔をするため朝ごはんはなしです。
飲み物だけOKでしたがそれも手術の○時間前までと決まっていました。
可哀想なことに娘は2番目の検査なので
開始が11:45目安開始とのこと。
朝ごはんナシでも9時くらいにスタートしてもらえたらいいのにお昼前まで禁食なのは親としては本当に辛いところです。
もちろん私達両親も同じように禁食しました。
さらに浣腸までされるので余計にお腹が空くと思います。
精神的に親もとても辛いです。
ただ幸い娘は浣腸の後疲れきって急に寝てしまったので時間が短く済み、お腹が空いたと騒ぐことは一切ありませんでした。
予定より早く11:15くらいに手術室から連絡が入り、11:30には入室とここと。
寝てる娘は急に起こされ、眠くなるシロップを飲まされます。(寝てるのを起こして眠くなるシロップを飲ませるって謎ですよね。。お薬で眠くさせてぼーっとさせるためだそうですが。)
手術室にお人形をひとつだけ持っていけてるといわれ娘はアンパンマンを選びました。
不安そうにアンパンマンのぬいぐるみを抱きしめたまま、最後までこちらを見てました。
最後まで泣きませんでした。本当に強い子です。
私は・・大泣きでした。
恥ずかしいくらい。
そして主人と病院内のカフェでお茶をして待っていたら2時間後くらいに渡されたPHSが鳴り娘が酸素マスクをしたまま戻ってきました。
カテーテル検査で増血剤などを入れらたせいか顔が腫れて帰ってきてその姿を見ただけでまた涙が溢れて来ました。
手術室の看護師さんからのお手紙が添えられていて、
「手術室に入って酸素マスクを当てられても最後まで一切泣かずに頑張ってくれました。」
と書いてありました。本当に強い子で助かりました。
そして大変だったのは意識が戻ってからです。
3時間手足拘束で動けません。
動きたい、走り回りたい1歳半にとってこれは本当に辛いことです。
意味も分からず拘束されてることに大泣きで、みんなでどうにか気を紛らわしたり、DVDを沢山見せたりしてとにかく長い3時間でした。
そういえば大部屋では面会は2人までですが個室なので何人でもOKなので、主人と私、さらにじーじばーばまでみんな一緒に入ってあやすことができました。
テレビも無制限カードでDVDの音も自由です。
とにかく検査後の拘束時間は大泣き・大暴れだったので個室にして本当に良かったと思いました。
拘束が外れた後も点滴の注射針が何かあった時のためにと次の日の退院直前まで外れず、結局部屋からでれなかったのでその点でも個室はとても助かりました。
大きな山だったカテーテル検査が無事終わり、家に着いてから久しぶりに心穏やかに、ゆっくりと眠ることが出来ました。