次のカテーテル検査までに。
悪夢のような入院生活から逃げるように家に帰り、お家で家族で過ごせることがどれだけ有難いことか身に染みつつも、
やはり逆流している心室中隔欠損の穴が気がかりで、ここまま日数が過ぎていけばいくほど悪化していくのは分かりきっているので、心穏やかに過ごすことは出来ませんでした。
次のカテーテル入院は約2週間後。
それまでになんとしても風邪を治して万全で検査に挑まなければならない。
子供を万全の体調で先生に引き渡す。
これが親に出来る唯一で最大のことだと思いました。
私は今まで、午前・午後と2回外に連れ出して近所のキッズスペースや、公園や、ママ友さんとのイベントやランチなど
とにかく子供の沢山いる場所に毎日連れて行って遊ばせていました。
だけど、今回の風邪もしかり、子供のいる場所では菌を貰ってしまいます。
前回のカテーテルは直前に保育園に行ってるお友達と遊ばせたりしていました。
風邪を引かせてしまって、あんなに辛い入院生活をさせてしまったのは、全部親である私の責任です。
「まずは親自身が意識を変えなければいけない。」
そう思い、2週間一切子供同士の触れ合いを断ちました。
公園に連れて行っても保育園の子達がいたらその場所に近づかせず、お家の周りを2人で散歩したりオモチャを沢山買いなるべくお家でも沢山遊べるようにしました。
夜はお布団けっちゃうのできちんとスリーパーをして長袖長ズボンで寝かせました。(6月なのでお昼は半袖です)
とにかく細部の細部まで気にかけ
神経質なくらい、子供との接触と、気温の管理を気にかけました。
その甲斐もあり、2週間後のカテーテル検査の際にはすっかり咳も鼻水もなくなり、万全の健康状態で入院することができました。
子供の病気と闘うのはただ病院に任せればいいというわけではなく、親にも出来る大事なことがあると気付かせて貰いました。