転院。
心室中隔欠損より逆流が見つかり、
手術が必要だと分かった私たちはとにかくたくさん調べました。
こんなに元気なのに手術なんてしなくてもいいのでは!?とも初めは思いましたが、やはり逆流というのは一つの目安のポイントで逆流が見つかったら手術をしなくてはいけないのは間違いなさそうです。
それと、約半数の人が1年以内に自然に閉じる
とありましたが、
・穴が大きすぎる場合
・大動脈弁の近くの場合
は塞がりずらいとも書いてありました。
塞がりずらい場所と分かっていたなら、経過観察は辞めて今後のことを考え、早めに手術をして欲しかった。
今でもそう思い、後悔をしています。
そして大動脈弁の近くの逆流がやはり危険なことも再確認し、娘の命を預ける病院を探すことにしました。
もちろん先生に紹介して頂いたS医大でも申し分はないのですが、命に関わる手術なのでより安心して任せられる病院を探しました。
そこで見つけたのは
子供の病気だけを専門に取り扱っている
都立 小児医療センターでした。
小児の心臓血管外科の先生がいらっしゃることはもちろん
娘と同じ心室中隔欠損症の手術を昨年手がけた症例がどの病院よりも格段に多かったこと、
もともといくつかあった都立の小児病院を閉鎖してこちらの病院1つにまとめたため、東京都の小児のお医者様が沢山集まり、そこでチームとして全員で見てくれること
そして、家からのアクセスも良かったことが決め手でした。
もちろん紹介状が必須となるため、
もとのS医大の先生にもう一度話し、新しく紹介状を作り直して頂きました。
先生が薦めてくださった病院をキャンセルして自分たちで決めた病院の紹介状に書き直して貰うので正直とても気まづかったです。
「症例なんてどの病院も同じようなものだ」とも言われました。
だけど押し切って小児医療センターにして本当に良かったと思っています。
娘の命がかかってる、と思ったら先生にどう思われようと、気まずくなろうと、自分たちで納得のいく病院で手術をしたかったのでこれで良かったと思っています。
早速紹介状を手にして病院に電話をするのですが、
流石に大人気の病院のため
初診予約が3週間後・・。
娘は既に逆流が始まっているというのに3週間も待って大丈夫なのだろうか?
病院の受付の方に聞きましたが、
「受付ではこの日しか取れないので、もしどうしても早めたいというのであれば、紹介元の病院の先生から直接うちの医師に伝えてもらえれば早くなるかもしれません。」
と言われたので、
再度、気まづい思いを押し殺し元の主治医に電話にて伝えましたが、
「それくらい(3週間程度)なら全然平気!」と言われてしまい、取り合って頂けませんでした。。
そのせいなのか、既に手遅れだったのか分かりませんが、
小児医療センターの初診にて
私たちは地獄へ突き落とされたような気持ちになるのですが・・・。