心室中隔欠損症と診断されて。

まず、こちらのブログを読まれてる方に

心室中隔欠損症がどういったものかという説明は不要かと存じますので、

病状については割愛させて頂きます。

 

娘は2016年の秋に生まれました。

3150g 女の子。

出産した病院では母子同室でしたので

出産後のダメージを負った身体のまま

24時間の慣れない育児が始まり、

今後の生活に期待よりも不安が頭いっぱいの時にそれは告げられました。

 

退院日に耳が聞こえてるか、光が見えてるか、などの検査があるので連れてかれた娘が

なかなか帰って来ず、先生たちと一緒に帰ってきた時にはびっくりしました。

 

先生がおっしゃったことは

想像もしてなかった予想外のことでした。

 

「聴診器を心臓に当てたところ少し雑音が聞こえる」

「え?」

 

それが何を指すのか私には全く分りませんでした。

先生は続けました。

 

「左心室と右心室の間に穴が空いている」

「穴は4〜5ミリ、中くらいである」

とのこと。

 

心臓という1番大切な臓器に穴が空いているということ、その病状を全く知らなかった私は頭が真っ白になり涙が出てきました。

 

ただ先生が私の不安を和らげるように

「学年に1人はいる、よくある病気」

「心臓の先天性の病気で引っかかるのはみんなこの病気」

「1年以内に自然に閉じる子が沢山いる」

「昔はこんな検査なくて穴が空いたまま知らずに年老いて一生を終える人たちも沢山いた」

「今すぐに手術が必要なわけでもなく、何か薬や制限があるわけでもなく通常のこと同じ暮らしができる」

とおっしゃってくださいました。

 

ただ、ミルクが飲めなくなってしまったり、体重が増えなくなってしまったら危険な状態だから体重の増加に気をつけるとのこと、

こちらの産院の小児科では月に二度と、

S医大の心臓の専門医の先生が外来に来られるからその先生に診てもらうといいとおっしゃられ、

1ヶ月検診より前の退院後10日後に再び産院の外来に行くこととなりました。